大分ふぐカフェに参加して、令和6年6月30日(日)

 


大分ふぐカフェに参加してきました。

大分駅裏のホルトホールの3階会議室で、毎月1回、日曜日の午前10時半から、2時間開催されます。詳しくは「大分ふぐカフェ}で検索すると、ホームページがわかります。駐車場も、ホルトホール下にあります。以外に空いています。

定員は12名で、ホームページから予約が必要です。

私も3回ほど参加させていただき、毎回、癒されています。(⌒∇⌒)

この日は10名ほどの参加で、医療関係者が4名、6名ががんサバイバーでした。

最初に会の注意をみんなで読み上げます。もちろん、そこで知りえたことをほかでしゃべらないこと、お互いの連絡先などは。個人で問い合わせること、人の話は批判したりしない、最後まで聞くといったことです。

その後、林先生の司会で、自己紹介をひとりずつして、その後、しゃべりたいことがある人から、しゃべる。あるいは林先生が、指名して、しゃべってもらうという形で進みます。

林先生は、決して急ぎません。ゆっくりと最後まで話を聞いてから、いったん、のみこむように、ふーん、そうか、あなたはそう思ったんだねと相槌をうちます。

そして、おもむろに、別の人に、あなたは、どう思いますか?と降ってきます。

その間合いが、実に微妙です。感心します。水が流れるように、するすると時間が流れます。話したいことがあれば、手を挙げて話すこともできます。

誰も、それを邪魔しないし、しっかり最後まで聞いてくれるのは、とてもありがたいです。1時間ほどして、すこし休憩を取り、再開。

自分の病気や環境について、かなり「濃い話」をさらっと話す皆さんの顔は、どれも笑顔で屈託がなく、うれしそうです。

まるで、戦友に苦労話をするよう。

他では言えなかったことが、ここでは普通にしゃべれるという解放感なのでしょうか。

あっというまに2時間がたちます。

また会いましょうという、皆さんの声は、儀礼ではなく、また会いたいですねという気持ちにあふれています。

会場をでて、車にのり、ハンドルを握る私も、来た時よりも、すこしだけうきうきとするような気持ち良い体になっていることに気が付きます。

カフェは絶対に必要なことだと確信しながら、家路につきました。


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