そこに愛はある
登山の帰り、山道を下っていると、ある民家の前で、5歳位の女の子を見つけた。おかっぱ頭で目がくりっとして可愛らしい子供だった。
その横でお父さんがバスケットのゴールポスト組み立てていた。こんにちはと私は声をかけ、いいですね、バスケットですかと言うと、お父さんは少しはにかみながら、この子が8月からバスケットを始めたもんですからと微笑んだ。
さよならを言って、がんばれと言うと、女の子は'はい'と小さな声で返事をしました。
私はなんだか胸が暖かくなりました。
この社会では、いろんな悲しいことや苦しいことがあっても、目の前にあるこの小さな愛情は本物であり、そこでキラキラと光を放っています。
世界に愛がなくなったような気持ちさえすることもありますが、ここには確かな愛情があります。世界はまだまだ愛に溢れているんです。私たちはこの愛を大事に育てていかなければいけません。もちろん私も。

コメント
コメントを投稿