心配は幸せを減らす

 


心配は幸せを減らす


山に登った。初めての3泊4日の縦走の山小屋泊。不安要素だらけ、天候、食糧、着替え、水分、健康状態、考え出すとキリがない。山小屋の狭い布団の中、早めに床にはついたのだが、眠れない。
眠らないといけないと思うほど、眠れない。目をつぶっていれば、身体は寝ているからと、いつも患者さんに話すことを、自分に言い聞かせている。
 まあ、明日登ってみてから考えよう。体調悪ければ、勇気ある撤退も十分有りだからと観念して、少しだけ眠りについた。
とにかく歩くだけだからと、自分に言い聞かせて、まあ、なんとか完登できました。
 初めての山域で、慣れていないことばかり。不安感がかなりあったことは事実。無論、達成感はありましたが、あんまり心配しすぎて、終わってみれば、もっと楽しめばよかったという後悔もあります。
せっかく美しい自然の中を歩けたのに、ああすればよかったとか、ここはちょっととか、後悔しきり
 心配は,準備をしたりするのに、ある程度必要だけど、心配しすぎると、幸せが減っちゃうなあと、反省しています、私のひいばあちゃんの口癖は「さきゃさきどんが知っとる(先の事はわからない)、山より大きいシシ(いのしし)は出ん」でした。
まあ、時間がたって、もう一度頑張ろうかなという気持ちだけが、あるのが救いでしょうか^_^

コメント

このブログの人気の投稿

第1回 がん哲学外来 ひた鮎カフェの告知

空っぽの器