空っぽの器

空っぽの器

カフェは、空っぽの器です。ちょっとしたお茶とお菓子を用意して、話に耳を傾ける。わたしにできるのはここまでです。そこから先は、訪れた本人が、少しずつ、気持ちを整理して、自分らしさを取り戻していきます。双方向で、対等な関係、

社会的立場の垣根を越えた人間同士のかかわり。それこそが魅力や底力を引き出すのだと感じました。

 

「人生に期待するのではなく、人生から期待される生き方をする」。この処方箋をとても大切にしています。自分にはコントロールできない出来事が起こった時に、「さああなたはどうするのかな」と、正解、不正解の枠を超えて優しく温かなまなざしで見守られている気がするからです。

松本がん哲学みずたまカフェ代表 斎藤智恵美さん

がん哲学レッスン 樋野興夫より





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