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12月, 2025の投稿を表示しています

アンパンマン

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  ”実に単純なことです。ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。”           やなせたかし NHKドラマにもなりましたが、アンパンマンの作者やなせたかしさんは、漫画家、詩人、絵本作家で、作曲家としても、”手のひらを太陽に”などを作曲されました。  やなせさんは、戦争の経験をもとに、ひとを喜ばせるヒーローを描きたいと、当初は不評だったアンパンマンを20年以上描き続け、徐々に、幼稚園児など、まだ字が読めない子供にも大人気の作品をヒットさせました。そんなやなせさんの言葉です。ひとはひとを喜ばせることが一番嬉しいのだと言う、やなせさんは、高齢になっても、漫画家は人を面白くするのが仕事だからと、自らも奇抜な衣装で、NHKの漫画道場などに出演していたのを思い出します。 私も、やなせさんほどではありませんが、ひとを喜ばせることが大好きです。在宅医療を始めて20年経ちますが、最初は、沢山の先輩に在宅医療のやり方を習うことから始め、徐々に患者さんを増やし、現在は常に100人以上の訪問診療を行なっています。 最初の頃は在宅医療というものが、あまり理解できず、技術もなく、とにかく、お家に行って、楽しくしてあげようと、笑い話を聴かせたり、歌を歌ったり、時にはハーモニカやオカリナを弾いたりもしました。数人しかいない頃には、お茶を飲み、世間話をして、時間を潰しました。人数が増えるに従い、できなくなっていったのですが、今でも、誕生日の患者さんのベッドサイドで小さなハモニカを弾いたりします。頼まれれば、公民館やお祭りに出かけていき、もう一つの趣味でもある紙芝居を演ずることもたまにあります。ご希望の方は、お電話ください。  歌や、演奏は不思議な力を持っています。痛みや苦しみを和らげ、笑顔になることもしばしばです。そんな時、私も自然に笑顔になっているのに気づきます。ひとはひとを喜ばせるために生きているのだと思う瞬間です。  もちろん、基本的な医学技術も大事ですが、ひとを喜ばせることも在宅医療の基本だと思い出す今日この頃です。

誰も不幸になってはいけない

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 誰も不幸になってはいけない 医療と介護は地域という大きな輪の一部である。医療と介護、そして地域は連携し合い、幸せな地域を作り上げることが必要だと思う。 全ての人を幸せにするために、連携して地域を幸せにしよう 誰ひとり不幸にならない、優しい社会を作ろう

Mac

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 Mac 昨日、マクドナルドに久しぶりに行ってみた。ただコーヒーを飲みたかっただけなのだが、いつの間にか、注文はカウンター横のディスプレイ端末でセルフオーダーになっている。 まったく、と思いながら、端末の前に立ち、ゴソゴソと操作した。 世の中はすでに、カウンターのお姉さんにお願いするのではないことは薄々感じていたが、回転寿司の端末と同じだろうとたかを括っていたが、これがなんだか分かりにくい。 注文を入れて、PayPayのバーコードを窓に見せるのだが、何度してもエラーになる。 さすがに焦って3度目には、なんだか絶望感のような気持ちにさえなった。 周りでは若者が簡単に注文していく。 群衆の中で、孤独感を感じながら、カウンターのお兄さんに、教わり、どうにか注文できました。 機械には少し詳しいと自負していただけに、ちょっとショックな事件でした。(^◇^;)

令和8年3月のスケジュール変更

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  会場の都合で、来年3月のスケジュール変更いたします。 よろしくお願い申し上げます。 3月14日土曜 14時を 3月27日金曜 14時に変更します 会場は隈町 黎明館です

悲しみは治療できない

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 悲しみは治療できない 新聞の記事を読んだ。戦争でトラウマを背負った父親が、30代で母を見送った。その後、アルコール依存症と認知症の診断をうけ、それから90歳で亡くなるまで、娘は壮絶な人生を送った。 憎んでも憎みきれない父親を、或るきっかけから、戦争のトラウマが、彼をそうさせてしまったのではないかと考え、彼の戦歴を調べて、厳しい戦争をくぐり抜けてきたのだと知った。 少し心が和らいだとのことだったが、それだけが救いである。 アルコール依存症、それに至る経緯、つらく悲しい介護の長い毎日を考えると胸が痛む。 医学は認知症や依存症に対して、ある程度の治療を行うことはできるが、その家族たちの悲しみを治療できない。 それは医学の範疇ではないということもできるだろうが、いたたまれない思いでいっぱいになる。 治療すべきは、病気ではなく、その人の痛みや苦しみ、そして悲しみだと思っている変わった医者は私だけでしょうか?

そこに愛はある

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登山の帰り、山道を下っていると、ある民家の前で、5歳位の女の子を見つけた。おかっぱ頭で目がくりっとして可愛らしい子供だった。 その横でお父さんがバスケットのゴールポスト組み立てていた。こんにちはと私は声をかけ、いいですね、バスケットですかと言うと、お父さんは少しはにかみながら、この子が8月からバスケットを始めたもんですからと微笑んだ。 さよならを言って、がんばれと言うと、女の子は'はい'と小さな声で返事をしました。 私はなんだか胸が暖かくなりました。 この社会では、いろんな悲しいことや苦しいことがあっても、目の前にあるこの小さな愛情は本物であり、そこでキラキラと光を放っています。 世界に愛がなくなったような気持ちさえすることもありますが、ここには確かな愛情があります。世界はまだまだ愛に溢れているんです。私たちはこの愛を大事に育てていかなければいけません。もちろん私も。

令和8年の予定

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  令和8年 鮎カフェ予定 第20回 1月10日土曜 14時 第21回 2月14日土曜 14時 第22回 3月14日土曜 14時 いずれも 隈町 黎明館にて 詳しくは電話22-0033 隈診療所に