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12月, 2024の投稿を表示しています

2025年開催スケジュール

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がん哲学外来カフェひた鮎カフェは、 がんサバイバーの方や、ご家族、友人、知人の皆さんのための、サロンです。気さくになんでも話してみて、 どなたでも参加できます。 10名限定、予約は必要です。0973−22−0033隈診療所へ ※がんサバイバーの方が優先になります。有料200円(茶、菓子付) 日時 第二土曜もしくは第三火曜    14時から2時間 令和7年 第8回 1月21日火曜日 黎明館にて 第9回 2月18日火曜日 黎明館 第10回 3月18日火曜日 黎明館 黎明館 ( れいめいかん )   日田市隈町 2 丁目 2-1 要予約 隈診療所 0973-22-0033   詳細は gantetuhita.blogspot.com

私は割に犬に好かれる

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  往診先の犬には、基本、好かれる 近づいてきて、首や頭を軽く撫でてやると、鼻先を押し付けて、もっと撫でてとせがんでくる。 ある往診先に向かう小道に、犬を飼っているお家があり、大きなレトリバーのような犬が、私を見るたびに吠えて、少しビビっていたのですが、手のひらを下にして、鼻に近づけると、クンクンと匂いを嗅いで、ぺろっと舐めてくれた。 愛情を込めて頭を撫でてあげると、身体全体を押し付けるように擦り寄ってきてくれた。 もうこうなれば、何をしても構わない。経験からそう思っていた。 耳に触り、背中に触り、抱き抱えるようにすると、甘えるように身悶えする。 儀式が終わると、上目遣いに嬉しそうにしている。あ、友達になれたなと確信した。 それから、その家に往診するたびに、そこに立ち寄る犬の往診が始まった。 急いでいる時に、立ち寄らないでいたら、そこのお家の方が出てきて、「先生、すいませんが、ちょっと寄ってあげてくれますか?」と言われました。 半年くらい通ったでしょうか? 私も楽しみな時間でした。 往診先のおじいちゃんが亡くなって、通わなくなった今、懐かしく楽しかった思い出です。

メールください

唐突ですが、私に手紙メールをください がん哲学外来 ひた鮎カフェで読ませてもらいます。がん患者さん、がんサバイバーのみなさん、そして家族や友人がガンを患って苦しんでいる方、そんな方々のお話を聞かせてください ガンにはなったけど、私は幸せとか、今まで気づかなかった優しさを感じた方とか、私はガンをこう考えるとか、、、 もちろん個人情報は特定できないように配慮します 出席の方々にも、守秘義務を課しております。 貴方の経験や、気持ち、大切な思い出を、ガンサバイバーの皆さんに話すことで、貴方の心と、みなさんの心に、暖かい春の風のような瞬間をもたらせるかもしれません。 お礼はできませんが、出席の皆さんからの、お返事も、お返しいたします。 どうか、よろしくお願い申し上げます。 なお、読まれた後に、私が個人を特定できない形で、講演や会話の中で引用してほしくない方もあらかじめお申し出ください 配慮いたします 手紙の宛先 〒877-0044 大分県日田市隈町1丁目2-31 隈診療所 宮崎秀人 FAX 0973-26-0201 メール drkuma2000@gmail.com

さくらねこ

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さくらねこという猫たちがいる。可愛いネーミングですが、片方の耳の先端に切り込みがある。これは避妊処置をしましたという印で、「 どうぶつ基金が推進している「さくらねこ TNR ( TNR 先行型地域猫活動)」は、まず不妊手術をして猫の繁殖を止めましょう、そしてそこから話し合いをしましょう」というものです。 往診先で見かけた保護猫たちは、オスねこは右の耳、メスねこは左の耳が、処置されています。 その眼差しには、命とは何か、ペットを飼うという意味を問いかける切実な気持ちを感じさせられました。 この猫たちは、自然に戻されても、繁殖しないので、餌をあげてもいいのだという話でした。 猫好きが昂じて、100匹以上の猫を飼い、生活が破綻するようなご家庭もあるとのこと。放置される猫も問題です。 ペットと人間、そして社会の関係のあり方を考え直し、責任を持って最後まで、ベットを飼いづけることが望まれます。

ベンチでびっくり

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  今日、恒例の萩尾公園山散歩に行った。少しだけ早足で調子良く登ってきたのですが、頂上から降りてきて、いつもの展望台に来ると、変化がありました。 つまり、新品のベンチがあるのです。  この展望台に元々あった東屋が、経年劣化で、屋根が傾き始め、昨年の初めに取り壊され、1年ほど放置されていましたが、今年に入って、工事の方が来て、取り壊し、一段低い駐車場に、バス停のようなベンチを設置しました。  取り壊される時に、下の駐車場に移動して、ここに立てないとのことで、がっかりして、市役所の公園管理の方にお電話しました。  上の展望台のところにも、せめてベンチでも設置してほしいと申しましたら、そういう計画もありますとのこと、期待していなかったのですが、今日になって、急に新品のベンチが出現し、感謝感激、思わず、市役所の方を向いて、手を合わせました。 係の方ありがとうございます。約束を忘れずにいてくれたんですね。 新品のベンチの感触を楽しみ、山を降りました。 できれば、、、、、テーブルもお願いします。

お誕生日おめでとうございます

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  お誕生日おめでとうございます。年齢を重ねると言う事は、友達や知り合いが少なくなることだと言う人がいます。孤独になっていくと言う人もいます。 もちろんたくさんの友人や親族に囲まれて楽しく暮らしている人たちもいるとは思います。しかし、そういう環境のことではなく、心構えのことを言っているのかもしれません。 歳をとればとるほど、今の自分の環境や暮らしを変えることが、面倒になったり、怖くなったりすることがあるかもしれません。それで自分の心に蓋をしたり、言葉を少なくしたりすることが考えられます。 手紙を書いてみませんかあなたの近くにいる人でも、遠くの知人でも誰でも、心のこもった手紙はもらった人を幸せにします。ちょっと勇気を出してそんな手紙を書いてみるのも良いと思います。私が今あなたに書いているように。

ちょうどいい

  始まりがあれば、終わりは必ずあります。 どんなに意気盛んでも滅びは必ずやってきます。人生の終わりに当たって何を覚悟したら良いのでしょうか。 ちょうどいい人生だったというのが1番かもしれません。経験のない私にとっては何が1番大切なのかは知るよしもありません。ただ70歳を超え、自分自身の時計のゼンマイがほぐれていっているのを感じてから、ちょうどいいと言う気持ちにはなってきました。 人を羨んでも仕方ない、今ここにいる自分がちょうどいい、苦しさも悲しさも不安もちょうど良い、そのような気持ちに気づくと、自分というものがしっくりくることを感じています。

出会いと別れ

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  山に登って下山している得、途中のベンチで、髪の白い男性に声をかけられた "ここの登山道は荒れてますよね、谷あいに石畳を作るのはちょっと問題ですよね" 確かに、数年前の洪水で、石畳の登山道は激しく損傷し、それ以降、修理もできていない。おまけに水の豊かな川沿いなので、滑りやすいことも甚だしい 少し山のお話をした後に、お年を聞いてみると、70歳で、私と同年だということが分かった。その時はなにげなく、私が先に出発して、無事下山(二回くらい滑りましたが)。車で帰途につきました。 翌朝、考えてみると、不思議なご縁で同い年でもあったので、もっとちゃんと自己紹介をして、再開を約束するべきだったと後悔しました。 もう、この年で、友達ができることも期待できないし、せっかく同好の趣味を持っているわけだから、またお会いしましょうの握手ぐらいすればよかった。 年齢が行くということは、そんなかすかな出会いも大事に生きていくということかなと思いました。限られた時間の中で、もう二度と会うこともないかもしれない、それだからこそ、一瞬の出会いを大事にすべきと反省しきりの私だった。 がん哲学外来カフェ ひた鮎カフェは12月14日 14時より開催 隈町の黎明館にて 要予約 10名まで 参加費 200円 2時間、いろいろなお話をしましょう