がん哲学外来カフェ　ひた鮎カフェ

  明日はまだ無い 西日本新聞のコラムにある言葉を見つけた。それは「大衆演劇の革命児」「座長の中の座長」との異名を誇った沢竜二さんの言葉で、沢さんは89歳で亡くなった。 「人の命に限りはあるが芸の命は終わりなし。昨日はもう無い、明日はまだ無い。せめて今日一日を楽しく生きやしょうや」 全く同感である。過去にこだわり、明日を心配して生きるより、今日の1日を楽しく生きて、その1日に感謝する生き方を心がけたいものです。 家族のこと、仕事のこと、身体のこと、いろんな悩みがあるかもしれませんが、今、ここに生きている幸せは、確かにリアルな事実なのだから 朝起きた時、夜、寝床につく時、そばにいる人、誰もいなければ、神様や仏様に感謝して生きていく生き方もきっとあると思っています。

 カフェスケジュール2025 がん哲学外来　ひた鮎カフェの予定 第10回　3月18日火曜日14時　黎明館 第11回　4月12日土曜日14時 第12 回　5月20日火曜日14時 第13 回　6月14日土曜日14時 第14回　7月15日火曜日　　　すみません、間違っていました。 第15回　8月9日土曜日 第16回　9月13日土曜日 第17回　10月11日土曜日 第18回　11月8日土曜日 第19回　12月13日土曜日 基本は第2土曜日ですが 私の都合で第3火曜日になることがあります、詳しくは隈診療所22-0033にお電話ください よろしくお願い申し上げます。

  ●言葉の処方箋　２０２５ 嫌われる勇気を持つ あなたの事を気にしているのは、あなただけ あいまいなことは、あいまいに考えてもよい どうぞの椅子はどこにもある 人生楽しい事探しの旅 思い出すのもいやな思い出とも付き合う 話すことは、離すこと 猫や犬と話す 人生、笑って生きるしかない あなたはきっと誰かの役に立っている 裸の自分を意識する 死ぬまでは死なない 山より大きい獅子はでん さきゃさきどんが知っとる 悩みや心配はするだけ損、穴掘って埋める 今日が人生最後の日だと思うと、幸せに近づける。 少なくとも心配はなくなる のぞみはありませんが、ひかりはあります

  とりあえず元気です 71歳になりました。いつもと同じ朝です。ご存知かもしれませんが、私の兄は47年前に、28歳で亡くなりました。私がいうのもなんですが、聡明で前途有望な若者で、おしゃれで機械好きな、好青年でした。 今生きていれば、この世界をどう思ったでしょう。 インターネットに、携帯電話、世界中から観光客が来る。関税戦争に、リアルな戦争も解決には向かわず、世界の平和はなかなか実現しません。 その兄をはるかに上回る年齢になり、故郷に戻ってきた時の両親の年齢になり、会議では、上の方に座らせられる。弱音ではなく、そんなところまで歩いてきたんだなあと感心します。 おかげさまで、山登りという新しい趣味を見つけ、いろんな山に挑戦していく体力も少しずつできました。 在宅医療は、もちろん私のライフワークですが、がん哲学外来　ひた鮎カフェも、まだまだ頑張ります。誰かの役に立ちたい、そんな勇気が湧いてきました。 まだまだ人生という旅の途中ですが、諸先輩、御同輩を見ていると、もう少しやれるような気がしてきました。 虹の向こうを目指して、歩みを止めません。ご支援ください。