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4月, 2025の投稿を表示しています

ひきこもりの世界

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「ひきこもりの世界」池上正樹 という講演会を聞きに行った。 認知症の方との違いや共通点について考えてみた。 引きこもりの方は1980年代から社会問題となり、2023年には全国で146万人と推計され、特に中高年層での増加が目立つ。原因は職場でのハラスメントや対人関係、精神疾患など複雑に絡み合っている。高齢の親と中年の子という「8050問題」も深刻化している。 一方、認知症の方も「家から出にくい」という点で共通しているが、オレンジカフェなど支援の場が存在し、スタッフや家族の支えで社会と関わる機会がある。 引きこもりの方は支援の枠組みが少なく、社会参加が難しい状況にあるが、両者に共通するのは、家族の愛情や周囲の理解が心の支えになっているという点である。 医学的な診断ができる認知症に比べ、引きこもりは社会的診断にとどまるため、行政の支援体制づくりが困難であるが、どちらも“心の問題”であることを理解し、支えていくことが重要であると考える。 思いやりのある社会になることを、切に望んでいる。

第11回鮎カフェの感想 R7年4月12日土曜日

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  今日は4名の参加をいただいた 初めての方も3名いて、盛り上がりました 現在治療中の方も2名いて、そのお話も大変参考になりました 総じて言えるのは、治療中の方は、これからどうなるのだろうか、家族が困ることはないだろうか、家族の方が心配なようで、それも気掛かりだということなど 自分だけならばともかく、家族の心配も悩ましい問題です でも、言えることは、現代のがん治療は、着実に進化しており、この10年間に目まぐるしい生存率の向上を遂げている訳で、これから10年も、素晴らしい成果を上げていくことは、かなり信頼できると思います。ですから、現在の主治医を信頼して、気長にゆっくりと治療をしていってほしいと思います。 そして、その際に大事なことは、視線を前に向けて、まっすぐ、楽しく暮らすことです。希望を持って楽しく暮らすことは、的確な治療につながり、必ず成果を上げると信じています。 あなたは一人ではありません。あなたを心配してくれるたくさんの人が、支えており、あなたが笑顔でいる限り、その人たちのためにあなたは役に立っている、きっと 前だけ向いていきましょう

開催場所 黎明館

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  ●ひた鮎カフェ 駐車場のお知らせ 開催場所町づくりセンター条明(れいめいかん) 車でおいでの人は、基本的に診療所はお昼までなので、土曜日午後 12時半以降でしたら、上記の地図の1番から12までに順番に止めてください。 火曜日は1-5番までで、足りない場合は、診療所受付でお尋ねください。 変更になることがあります。カフェのブログをご覧になるか、お電話しておいでください。 おいでになる際は、必ず予約をお願いします。

がん哲学外来 ひた鮎カフェ情報

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  ⚫️日時 基本的には第2土曜       都合により第3火曜       14時から2時 ⚫️ 場所      黎明館 ( れいめいかん )       日田市隈町 2 丁目 2-1 要予約 隈診療所 0973-22-0033   詳細は gantetuhita.blogspot.com 令和7年 第11回 4月12日土曜日14時